昔は紙で不具合管理票を1枚1枚管理していました。
「バグ見つけたよ!書いとくから、直ったらこの紙に書いて報告してね」
という感じで、紙が行き交うのも、社員同士のコミュニケーションのきっかけになったりしていました。また、システムが完成した時は、そのファイルが何冊にもなった覚えがあります。
不具合管理票はシステム開発のテスト工程での成果物(結果を残すこと)でもありますが、報告書的な意味があったり、最終的には破棄される場合が多いと思います。
昔のあるシステムの管理票サンプル(pdfファイル)はこんな感じになっていました。「タイトル」に該当機能を書いて、あとは現象(問題点)を書くようになっています。そう大きなシステムではないので、できるだけ簡単にしたいとうものもあってこのようになっていたのだろうと思います。
不具合管理の基本は
となりますので、これに付随した情報を管理することになります。目的は品質向上でしょうか。
テスト工程で、不具合(バグ)がでないことはないので、有る程度何件ぐらいでるだろうと今までの実績を元に仮定して、管理票(バグ発生)の数で テスト工程の進捗を知る情報にもなります。管理票(バグ)がないのは全くテストしていないか、不具合を報告していないか、テストはしたが不具合がない完璧なシステムとなります。
それで、システムの目的は
をするための
です。一番の理由は「紙で管理するのを止めたかった」かもしれません。
みなさんはどのようにシステムの不具合を管理されてますでしょうか?
大きなシステムでなければ、上記の1.〜5.でほんとんど管理は可能と思われますが、いかがでしょうか。