郵便番号簿データベース

ネットショップ構築 > 機能 > 郵便番号簿データベース

どのネットショップでも、必ずと言っていいくらいお客様住所の入力をします。その際、住所入力の手間を省くため、今では、入力された郵便番号から住所(県、市町村区)を自動設定できることが一般的になっています。

郵便番号簿は日本郵便が管理しており、CSV形式で提供されています。これをダウンロードして作成した郵便番号データベースを元にして、画面で入力された郵便番号から住所を検索し、自動的に表示するという形になります。

最新の郵便番号データベースを保つ

郵便番号データベースは、一度構築したらそれで終わりではありません。郵便番号は統廃合により追加・変更がありますので、随時更新する必要があります。また、宅配会社の発送ソフト(ヤマト運輸の送り状発行ソフト「B2」など)も、郵便番号を元に動いている部分があるので、合わせておかないと出荷できなくなってしまう場合があります。

日本郵便からは毎月、最新の郵便番号が提供されています。弊社のシステムでは、毎月自動で日本郵便サイトから最新の郵便番号簿をダウンロード、システム内にある郵便番号データベースを更新して、常に最新の状態を保っています。

仕組み(流れ)の概要

これからの説明はシステム的な内容になりますが、ご参考までにプログラム処理の流れ(概要)について説明します。

  • 郵便番号簿は日本郵便からCSV形式の最新の全データ(lzh形式にしたもの)をhttpプロトコルでダウンロードします。
  • ダウンロードしたlzh形式の郵便番号簿を解凍します。(弊社のシステムOSはunixなので、lzhを解凍するコマンドを使って解凍します)
  • 郵便番号データベースは実際には運用と入替用の2つを持っていて、入替用データベースに全て登録し直します。
  • あとは、郵便番号検索プロセスが入れ替わったのを確認して参照データベースを切り替えます。