ネットショップに限らず、そのサイトにおいて、トップページに「更新履歴」とか、「What'sNew」等で、変更した内容をお客様にわかるようにすることは、何度も訪れてくれるお客様にはとても有益な情報です。
更新履歴のページ作成は変更ページリンクとその変更内容を入力するだけなので、html編集ソフトでできる範囲ですが、更新頻度、内容が多くなるとちょっと大変です。本機能は、この更新情報を画面から入力して、システムが自動でHTML画面を作成して出力してくれるというものです。
また、現在ではニュースサイト、ブログで一般的になりつつある「RSS」があります。これは更新情報をRSS規格の形式で出力することにより、いろんなRSSリーダーソフト等で見ることができます。よく訪れる(見る)サイトを登録することにより一度にまとめて複数サイトの更新履歴をチェックすることができ、お客様にとってはとても便利なものです。本機能は更新履歴出力時にRSS情報(RSS2.0)も同時に出力することができます。
更新履歴(What'sNew)として入力する情報は変更内容のみですが、RSS情報出力の場合は変更ページの情報が必要なります。(RSS出力規格の必須入力項目)
操作としては以下のようになります。
システム(本機能)は入力された更新情報から予め決められたテンプレートを元に更新履歴部分のみのhtmlを自動作成します。(上記の「更新情報入力からhtml,RSS情報出力イメージ」の図の赤枠線部分のhtmlを作成します)テンプレートは自由に設定できますので、ほとんどページに対応可能です。その後、ホームページがあるフォルダにFTPで自動アップします。
出力の形式は以下の2つの方法があります。
以下に詳しく説明します。
更新履歴部分のhtmlファイル(例:update1.html)をシステム(本機能)がftpで出力します。更新履歴を表示したいページにはその部分に
<!--#include file="update1.html">
という風に表示したい更新履歴ファイルを指定します。対象ページ(html)にはこのタグのみあるという状態です。ページ表示に自動で読み込んで表示してくれます。この機能はSSIというWebサーバの機能を使います。SSIはホスティングサービスでは通常ある機能です。(オプション指定がある場合がありますので、ご利用時にはプロバイダ等に確認してください)
この方法はトップページのように頻繁に内容が変更される場合がよいです。
予め決められたコメントタグ「<!-- updateInformation -->」のタグで囲まれた間でシステムが自動で更新履歴部分のhtmlファイルを入替えします。弊社の更新履歴(WhatNew)がこの形式となっています。対象となるページには更新履歴部分(html)がありますが、その前後にこのタグがあります。本システムからアップするとこの部分が入れ替わります。動きとしてはシステムが対象となるページをFTPで一度ダウンロードして更新履歴部分を入替えを行った後に再度、FTPでアップするという流れとなっています。
この方法は更新履歴のみ表示とか、更新履歴以外の表示の変更がない場合がよいです。
更新履歴出力機能を以下に示します。